【時間が足りない焦りの対処法】時間感覚を25%も伸ばす「リフレーミング」の驚きの効果とは
どうも、よへいです。
時間が足りないときに感じる「焦り」は時間感覚を歪める危険なものです。
そんな時間のプレッシャーには、
- 「リフレーミング」をすれば時間感覚を伸ばして、パフォーマンスを上げられる!
ということが分かっています。
- 【リフレーミング】焦った時は「ワクワクしている!」と言い換える
- 【時間汚染を防ぐ】リフレーミングで「時間が長く感じる」
- リフレーミングはどうして効果があるのか
- 「不安」を「興奮」に考え直すだけでパフォーマンスが向上する
- 【あとがき】時間不足やプレッシャーに悩む方におすすめの記事
【リフレーミング】焦った時は「ワクワクしている!」と言い換える
時間が足りない...と感じたときの焦りには「リフレーミング」という方法が有効だと言われています。
リフレーミングは状況の解釈を変えるテクニックのことで、簡単にいうと、
- 焦りの感情を、わくわくだと思い込む!
というものです。
要するに、「自分は焦っているな」→「自分はワクワクしているんだ」と解釈するということです。
このテクニックは心理学の世界では非常に有名で、
- うつの改善
- ストレス解消
- 時間感覚を伸ばす
といった効果があることが分かっています。
焦りは思い込みで何とかできるんだね!
【時間汚染を防ぐ】リフレーミングで「時間が長く感じる」
リフレーミングは時間感覚を長くするという効果があるということが分かっています。
アメリカで行われた実験では、時間のプレッシャーに悩む被験者に以下の指示を出しました。
- 焦りを感じたら「ワクワクしている」と声に出す
- セリフを3回繰り返し、言ったことを信じるように頑張る
結果は、
- リフレーミングを行なった被験者は「時間不足の感覚」が25%も伸びていた!
となりました。
要するに、リフレーミングをすることで「時間不足」を改善できる!ということがわかったんですね。
原始的な方法だけど、効果はバッチリだ!
リフレーミングはどうして効果があるのか
なぜ「思い込む」だけのリフレーミングが有効なのでしょうか。
研究者いわく、
- 人間は、不安・興奮のどちらにおいても同じ反応を起こしてしまうため、脳の解釈によって「感情」が変わってしまう。
とのこと。
ステップで説明すると、
- 不安や興奮を感じる
- 心拍数が上がる
- 心拍数の増加を悪く捉えると「不安」になり、いいものと捉えると「ワクワク」と解釈する
というシンプルな構造になっているようです。
要するに、脳は焦りとわくわくの区別がつかないから思い込みで何とかなる!ということなんですね。
何とも信じがたい話ですが、不安でも興奮でも単に心拍数が増加するだけ!というのは覚えておいても損はないのではないでしょうか。
これぞ脳の錯覚だ!
「不安」を「興奮」に考え直すだけでパフォーマンスが向上する
リフレーミングには、
- 能力を引き出して、パフォーマンスを高める効果がある!
ということがわかっています。
ハーバード大学の研究チームは、次のような実験を行いました。
- 被験者は学生
- テストやスピーチなど負担の大きいことを行なってもらった
- リフレーミングを使った場合のパフォーマンスを調べた
リフレーミングをすると不安がなくなるのは先ほど確認しました。じゃあ、このときのパフォーマンスは向上するの?ということを調べたんですね。
その結果、
- スピーチの評判が17%もよくなり、テストの成績も22%上がった!
ということがわかりました。
不安や緊張がある時は、どうしても萎縮しちゃって本来の力を出せないものです。そんな時はリフレーミングが効果的なんですね。
大事な試合や、試験などの前にはうってつけの方法だね!
【あとがき】時間不足やプレッシャーに悩む方におすすめの記事
リフレーミングと聞くと馴染みがないですが、使ったことのある方は多いのではないでしょうか。
よへいは、部活の大会で「緊張したら、わくわくだと思え!」と先生に言われまくっていたのを思い出します。
とはいえ、リフレーミングをしても解消できないほどの焦りや不安もあります。そんな時に役立つ記事をまとめてみました。よろしければ合わせてご覧ください!
- 時間不足をいますぐ解消する方法
- ストレスが多くて困っているときの対処法
参考になれば嬉しいです。
以上、よへいでした!