自分の価値を高める「独学」のポイントそれは【知識の掛け算】
どうも、よへいです。
自分の価値を高める「独学」とはどのようなものでしょうか。
実はやみくもに勉強しても使える知識にはなりません。
ポイントは「知識の組み合わせ」と「自分の強み」にあります。
「独学」するには時間がめちゃくちゃ必要
新しい分野の一定レベルの知識を身につけるには、
- 「5冊程度の入門書」+「5冊程度の専門書」の最低10冊が必要になる!
と言われています。
また、これを読むだけでは必要な知識にはならず、自分のストックとして噛み砕いていく必要があるためかなりの時間が必要です。
だいたい1冊を終えるのに必要な時間を6時間とすると、
- 1日に1時間読んでも、年間でMAX50冊程度しか読めない!
と計算できます。
毎日読めるか分からないし、読むのが遅い人もいるから、20~30冊くらいでも大変そうだね。
そういうわけで、
- 何を読むのか・読まないのかハッキリさせる必要がある!
というのは前回お伝えした通りです。
独学の方針はジャンルではなく「テーマ」で決める!
独学する上で注意しなくてはならないのが、
- 本当に使える知識を得るなら、ジャンルじゃなくて「テーマ」を決めて独学すべし!
ということです。
例えば、
- 「歴史を学ぶ」ではなく、「共産主義革命はいまだ可能なのか?」
- 「哲学を学ぶ」ではなく、「美意識はリーダーシップをどう向上させるのか?」
というように決めるのが大切とのこと。
筆者いわく、
独学の戦略を立てるというと、「どのジャンルを学ぶか」と考えてしまいがちですが、これをやってしまうといつまでたっても「知的戦闘力」は上がりません。なぜかというと、ジャンルに沿って勉強するということは、すでに誰かが体系化した知識の枠組みに沿って勉強するということですから、その人ならでの洞察や示唆が生まれにくいのです。
とのこと。
簡単に要点を整理しますと、
- 「歴史」や「哲学」などのジャンルは多くの人がまとめ上げたものだから、これに沿って勉強してもオリジナリティは生まれないよねー
ということです。
なんか難しそうですが、受験勉強がいい例だと思います。センター試験の勉強を頑張っても人と違うアイデアが生まれない!というのはなんとなくわかる気がします。
その知識を使ってどうするか?が大切なんだね。
結局のところオリジナリティを出すには、自分なりの「テーマ」を決めろよーと筆者は申しております。
自分の価値を高めるには「知識の掛け算」
テーマは自分の興味や仕事で自然と決まるので心配はいりませんが、ジャンル選びには注意があります。
それは、
- ジャンルを掛け算させてユニークな自分を作ることを目標にしようね!
ということです。
時代を率いた組織や人の多くは、多くの要素を「掛け算」させています。例えば、
などで、確かに魅力的ですよね。
このように、いろんなジャンルを「他の人にはない組みあわせ」で選んで、自分をプロデュースしようねーというのが筆者 の考えです。
ここで重要なのが、掛け算させる要素は、超一流である必要はないということです。
Appleの例でいうと「テクノロジー」はそこそこですよね。つまりオリジナリティさえ出せればOK。
ジャンル選びの鍵は「自分の持っているもの」
ジャンル選びのポイントは、
- 自分の持っているものをどのように活用するか?
を考えることです。
筆者いわく、
多くの人は「自分の持っているもの」を生かそうとせず、「自分が欲しいもの」を追求してしまう。(中略)しかし、ではその「ない物」を一生懸命に努力して獲得したとしてどうなるかというと、せいぜい「人並み」にしかならないわけです。(中略)人がお金を払うのは、いつも「ユニークなもの」です。そして、自分を他者と差別化するポイントは常に、本人が当たり前と思っていることの中にこそ潜んでいるものなのです。
とのこと。
これも簡潔にまとめますと、
- 「持っていないもの」に注目するよりも、自分の強み(自分が当たり前にできること)に注目して伸ばした方がコスパいいよー
ということです。
つまり、掛け合わせるジャンルは「自分の本性や興味」を軸に決めていけばOKなんですね。ないものねだりは辞めておきましょう。
大学生なら自分の専攻に絡めるのが手っ取り早いね。
あとがき
自分の価値を高める「独学」は知識の組み合わせがポイントなんですね。
以前に記事にした、「転職」を繰り返して色んなスキルを身につけると良いよーという話もポイントは同じです。
まずは自分の強みを伸ばすことから始めるのが肝心です!
以上、よへいでした。