【記憶術】あいまいな記憶を思い出す最強のテクニック「CCR」ってなんだ?
どうも、よへいです。
「ここまで出てるのに思い出せない...」という時ってすごくモヤモヤしませんか?
実はこんな時に使える忘れかけた知識を思い出すテクニックがあります。
簡単にいうと
- この記憶はどんなカテゴリーだったかを思い出すといいよ!
というもので「CCR」と呼ばれます。
勉強は「アウトプット」が大切!
勉強と聞くと、教科書を読むなどの暗記(インプット)が思い浮かびます。
しかし勉強ではインプットはもちろん大切ですが、アウトプットをする時に記憶が定着すると言われています。
例えば、忘れる前に復習するのはあまり意味がなく、「思い出せなくてイライラする...」という状態がもっとも重要だとされています。
この思い出す作業で、次に紹介する「CCR」を使うとより効果的です。
最強のテクニック「CCR」で思い出せる!
効率よく思い出すためのテクニックとして
- 「Categoty Cluster Recall 」(カテゴリー・クラスター・リコール)
が有効だよ!と言われています。
このテクニックのやり方はいたってシンプルで、
- 何かを思い出す時は、カテゴリーに分けて細かく思い出せば、記憶が出て来やすくなるよ!
というもの。
あとで具体例を解説するよ!
記憶は手がかりがないと思い出せない
オーストラリアのジェームスクック大学は、
- 女性がひったくりにあう映像をみてもらって、何が映っていたか思い出してもらう
という実験を行いました。
映像を見てもらった後、被験者を以下の2つのグループに分けました。
- 「フリーリコール」:自由に思い出してもらうグループ
- 「CCR」:いくつかの項目ごとに思い出すグループ(例えば、女性の髪型はなんだったか、服装はどんな感じだったかなど)
その結果、
- CCRを使ったグループの方が格段に記憶の精度が高かった!
という結果に。
CCRを使ったカテゴリー分けをした方が良い理由としましては、
- 記憶はちょっとした手がかりがないと思い出せなくなるからじゃない?
と言われております。
1つ思い出すとスラスラ思い出せることが多いもんね。
【具体例】「CCR」のやり方を解説するよ!
CCRをおさらいしますと、
- 何かを思い出すときは「カテゴリー」ごとに思い出そうね!
というものでした。
先ほどの研究の「ひったくり犯の特徴」で言いますと、無闇に思い出すのではなく、
- どんな服装だったか?
- 身長はどのくらいだったか?
- ヒゲは生えていたか?
などと細かくカテゴリーに分けて思い出せばOKです。
ちなみにこれはインプットの時も有効で
- カテゴリーごとに記憶すれば思い出しやすくなるよ!
と言われています。
例えば「英単語」であれば、
- 「ワインの味を表現する時に使う表現」
- 「あいさつのフレーズ」
- 「性格を表す英単語」
というようにカテゴリー毎に覚えれば、後ほど思い出しやすくなります。
よへいは院試の勉強で「物理で使う英語」をまとめて覚えたよ!
あとがき
カテゴリー毎に分けるだけで思い出しやすくなるんですね。
そういう意味でいうと、英単語だったら分野ごとに覚えられる英単語帳がいいのかもしれませんね。
とはいえ根本的に悪い勉強法をしていては意味がないので、まずは勉強法をチェックしてみてください!
以上、よへいでした!