うまくいく計画のコツは「ゴール」から決めるだけ!?目標達成率をあげる「後方プランニング」
どうも、よへいです。
計画を立てるときには「あること」に注目すると達成率が上がると言われています。
実は、近年の研究によると
- 目標から「さかのぼるよう」に計画すると達成率が上がる!
ということが分かっています。
- 「いつもどおりの計画」だと本当に大切なことが終わらない!?
- 【現在バイアス】人は目の前にあることが重要に見えてしまう!
- ゴールから逆算して計画を立てると目標達成率が上がる!
- やるべきことが多いときこそ「後方プランニング」
- 【あとがき】目標達成率を上げたい方におすすめの記事
「いつもどおりの計画」だと本当に大切なことが終わらない!?
計画を立てるときに普通であれば、
- 「5月までに〇〇をして...」「6月には△△をして...」「7月には...」
というように、今から先に向けて順番に計画を立てます。これを「前方プランニング」といいます。
しかしこの「前方プランニング」だと
- 「本当にすべきこと」が終わらない可能性が高い!
という問題点があると研究によって分かってきました。
いつも通りの計画だと、うまくいかなくて当たり前なんだね。
【現在バイアス】人は目の前にあることが重要に見えてしまう!
ついつい「あと何ヶ月もあるから...」と目先のことを優先してしまい、本当に大切なことが終わらないという経験は誰しもあるはずです。
ですが、これはむしろ当然のことだと研究で分かってきました。
優先順位をうまく決められないのには、人間の性質が関係しています。人には「現在バイアス」という偏ったものの見方が備わっているからです。
現在バイアスは簡単に説明すると、
- 目の前にあることが「最も重要」に見えてしまう現象のこと
であります。心当たりがある方も多いのではないでしょうか。
目標を達成しやすい計画を立てるためには、「現在バイアス」をいかに上手く対処できるか?が重要になります。
締め切りが迫っているのに、後回しにしちゃうのは「現在バイアス」のせいなんだね。
ゴールから逆算して計画を立てると目標達成率が上がる!
「前方プランニング」とは逆に、後ろから計画を立てていくことを「後方プランニング」と呼びます。
アイオワ大学の研究によると、
- 「後方プランニング」を使うと、目標達成率がアップする!
ということが分かっています。
例えば、受験勉強の場合、
- 来年の1月に試験だから、12月には過去問をやろう。
- 過去問を解けるように、11月には応用問題集をやろう。
というように「最終目標」から逆算して計画を立てていきます。
後方プランニングを使えば「大事なことを後回しにしなくなる」可能性がアップするんだよ!
やるべきことが多いときこそ「後方プランニング」
後方プランニングは「やることが多すぎる...」というときに使うと真の力を発揮します。
同大学の研究によると
- やることが多くて複雑なときほど「後方プランニング」の効果が大きかった!
ということが分かっています。
本書によると、後方プランニングを使えば
一番の山場で力を発揮するために、余力を残しておかなくてはならない。だから、前倒しでタスクをこなしていこうという強制力が働くようになるわけです。(「倒れない計画術」p142より)
とのこと。
要するに、後方プランニングを使えば、嫌でもタスクをこなさなくてはならない状況を作り出せるんですね。
複数の目標があるときこそ、後方プランニングの出番かも。
【あとがき】目標達成率を上げたい方におすすめの記事
後方プランニングは、計画の順番を変えるだけでいいのが嬉しいですよね。
そして「絶対に成功させたい!」と強い思いのある方におすすめの記事をご紹介します。
- 目標達成率をあげるには「プロセス」に注目する。
- どうしても「やる気」が出ないときの対処法。
参考になれば嬉しいです!
以上、よへいでした。