【判定しよう!】スキルは2種類しかない!?ちゃんと判断して練習法を変えると上達スピードがアップするよ!
どうも、よへいです。
何かを身に付けたい!と思ったときは、なるべく効率よく上達したいですよね。
そんなときはまず、身に付けたいスキルが「ハード」か「ソフト」かを判断する必要があります。
【2種類】身に付けたいスキルの種類を見極める
スキルには大きく分けて2つの種類があるといいます。
- ソフトスキル
- ハードスキル
自分が身に付けたいスキルが「どちらのスキルなのか」によってベストな練習方法が変わってきます。
理想的な結果を得るための唯一のスキル「ハードスキル」
まずは「ハードスキル」からみていきましょう。
筆者のいうハードスキルの定義は、
- いつもできるだけ正確に行われる行為のこと。まるでロボットのように行われる。
というものになります。
例えば、
- テニスのサーブ
- ギターでコードを演奏する
- パン工場の流れ作業
などが「ハードスキル」になります。
このハードスキルの目的は、正確で信頼できる安定的な動きを自動化することになります。
「つねに一貫していること」が絶対条件なんだね。
状況に柔軟に対応するスキル「ソフトスキル」
次は「ソフトスキル」を説明します。
筆者のいうソフトスキルの定義は、
- 理想的な結果を得るために色々なやり方があるスキル
というものです。
例えば、
- 楽器のアドリブ演奏
- 小説家が物語の展開を工夫する行為
- お笑いで人を笑わせる行為
などが「ソフトスキル」になります。
このソフトスキルの目的は、パターンや可能性を素早く見抜いて複雑な状況を切り抜けることになります。
パターン練習の真逆だね...(大の苦手)
どちらか分からない場合の判定方法
それでも自分のスキルがどちらなのか分からない場合には、
- それって最初に先生に教わるもの?
と自分に問いかけてみましょう。
もし、答えがイエスであれば「ハードスキル」で、ノーであれば「ソフトスキル」になります。
何ともいえない場合は「両方が組み合わさっている」可能性が高いね。
【練習法】スキルによってアプローチを変えよう
それでは次に、ハードスキルとソフトスキルの練習法について説明します。
「ハードスキル」は完璧を繰り返す
まずハードスキルを身につけるためには、
- 注意深く、ゆっくりと丁寧にミスを修正して、脳に正しい神経回路を作る!
というのがポイントになります。
筆者いわく、
正確さは初期の段階ではとくに重要である。なぜなら、最初の何度かの繰り返しが将来の神経回路を確立するからだ。(中略)基本事項を学ぶことは退屈なだけのように見えるが、それこそが重要なのだ。今、正しい神経回路をつくっておけば、あとで多くの時間と労力を省くことができる。
とのこと。
要点をまとめますと、
- 脳は「一度身についた動作 」を忘れるのが苦手だから、最初から正しい動作を繰り返しおこなって正しい動作を身につけよう!
ということになります。
具体的には、
- 正確に測定しながらゆっくり行う。
- 最初の段階では、ミスを発見し、修正することを心がける。
- 繰り返しによって完璧に仕上げてから次に進む。
という手順になります。
いわゆる「基礎練」に使いたいね!
「ソフトスキル」は変化を繰り返し行う
次はソフトスキルの練習法で、
- 変化に富んだ繰り返しをなんども行なって、明確なフィードバックを得る!
というのがポイントになります。
ソフトスキルは、ハードスキルと違って何を練習すればいいか決まっていません。
そこで大切なのが、ソフトスキルは変化を何度も繰り返すことで身に付けれるものだということ。
例えば、お笑いのスキルを身に付けたいのであれば、何度もお笑いをして経験の場数を増やすことが一番の近道になります。
また筆者によると、大切なことは
- ミスを恐れない
- やったことの無いものを試してみる
以上の2つです。
そして、ソフトスキルでは上達したかを判断するのは自分の仕事なので、
- 練習が終わるたびに「どこが良くて、どこが悪かったか、そしてその理由は何か?」と自問する!
このようにして、正しいフィードバックを得ることが肝心とのこと。
ソフトスキルの正解はひとつじゃ無いからちゃんと判断しないとね。
あとがき
練習するときはスキルの種類でアプローチを変えるのが大切なんですね。
ちなみに、どっちを優先すべきか分からない場合には
- ハードスキルを優先しよう!
というのが筆者の考えのようです。
これはスポーツでもなんでも「基礎」が重要であって、ソフトスキルはこの土台がしっかりしてないと身につかないんだそうで。
基礎練はつまんないけど大切なんだね。
また、他にも「上達」に関しての記事があるのでそちらも読んでいただけると参考になるかと思います!
以上、よへいでした!